猫速インストール~にゃんこ=可愛いは最幸♡~
子供の頃に飼っていた金魚を猫に食べられたトラウマから猫嫌いになった私。 ひょんなことから3本足の茶とら猫とその兄弟の黒猫と、黒猫ブラザーズ3匹と、その弟の黒猫の計6匹の猫と生活する事に…。 可愛さ爆裂中の虎治さん、眞零さん、鋼さん、鍵さん、雷さん、虎徹さんにメロメロにされながらのニャンコとのニャンダフル生活徒然日記です。

私の不注意から虎徹さんが家出してしまいました。
7月1日の雨の降る朝、家の裏の塀を飛び越えて、虎徹さんは庭から走り去ってしまいました。
慌てて、裏の通りに虎徹さんの姿を求めて探しに行きましたが、虎徹さんの姿は何処かに消えてしまいました。
以前、雷さんが1日経って帰ってきた経験から虎徹さんも帰って来るかも…。雨だから遠くに行ってないはず…と思い、1日待つ事にしました。
しかし、その日を最後に虎徹さんの姿も声も確認する事ができなくなりました。
さて、保護猫の情報は警察や保健所(動物愛護センター)等々に連絡が入る場合があるので、地区の交番と動物愛護センターに連絡しました。
それから、管轄の警察署に遺失物届を出しました。
さて、殆ど外に出た事がない飼い猫の場合、勢いで脱走してしまっても動けず、近所でジッとしている事が多いそうです。
そこで、逃げた場所から半径50~60m範囲を徹底的に探す事にしました。
ただ、元野良猫だった場合は、元々住んでいた場所に戻っているかも知れないそうです。
その事を踏まえ、野良時代の虎徹さんを見掛けた場所やご近所を捜索しました。
先ず、猫の隠れやすい場所の自動車の下、物置の下、室外機の裏、塀と塀との隙間や物置と塀の間をチェックしながら歩きました。
また、塀や屋根、木の上に登って降りられなくなっている場合もあるので、上の方も注意すべきなんですが、虎徹さんは体重があるので上方向よりも、主に下方向を探しました。
そして、ご近所の方や犬の散歩中やウォーキング中の方に声を掛けました。
それから、近所の野良猫を見かけた時に「体の大きな黒猫の虎徹さんを見かけたら家に帰って来るように言って下さい」と声を掛けました。
あと、ちょっとご迷惑かも知れませんが、猫が隠れてそうな場所で、虎徹さんの名前を呼びました。
連日夏日が続き、昼間は気温が上昇しているので、猫が活発に活動時間である日没直後の薄暮の時間帯に虎徹さんの捜索をする事にしました。
毎日毎日ご近所を歩き探しましたが見つからず、距離を伸ばして歩いても姿も声も確認する事ができない日が続きました。
お外に出したドライフードも手つかずの日が続きました。
フッと、暗い考えが頭を過ぎります。
もしかしたら事故に遭ったのではないか?
猫が家出した場合、最悪の事も想定して清掃センターなどに電話するのですが、できないままでした。
藁にも縋る思いで、行方不明になった猫や犬などのペットが返ってくるおまじないの和歌も書きました。
百人一首の第十六番 中納言行平
「立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む」
今、別れて因幡国に行ってしまっても、稲葉山の峰に生える松のように、あなたが「待つ」というのを聞いたならば、直ぐに帰ってこよう。
さて、8日目の朝起きると、お外に出したドライフードが食べられていました。
一緒に出した鶏肉のジャーキーは手つかずのままで、食べ方が虎徹さんの食べ方でした。
この日の夜遅く、お外に出していたフードを覗く影と去って行く後ろ足を目にしましたが、虎徹さんかどうかは不明でした。
9日目の朝起きると、前の日の夜に出したフードは手つかずのままでした。
普段使っているトイレの猫砂を家の周囲に撒いておくとよいと聞いたので、家の周囲と庭に撒きました。
10日目の朝起きると、お外に出したフードが食べられ、一緒に出した鶏肉のジャーキーは手つかずのままで、直ぐ傍に虎徹さんの髭が落ちていました。
虎徹さんの髭は特徴があるので落ちていると分かるのです。
拾った虎徹さんの髭は、おまじないを書いた和歌の紙の下に置きました。
その日の夕方、猫達の鶏スープを作ろうと台所に立つと、ニャーと虎徹さんの声が聞こえました。
虎徹さんの名前を呼ぶと、ニャーと返事が返ってきます。
どうやら、塀の向こうの裏のお宅の方から声が聞こえてきます。
網戸をガラっと開けると逃げていく虎徹さんの後ろ姿を見る事ができました。
急いで、裏のお宅に向かいましたが、虎徹さんの姿を見つける事はできませんでした。
それでも、今まで声も姿も確認する事ができなかった虎徹さんを目にし、耳にし、安堵の気持ちが溢れました。
その夜、私がお風呂に入っている時に、虎徹さんがフードを食べに来ました。
家人が頑張って対応してくれたのですが、既の所で虎徹さんは逃げてしまいました。
その後、猫達に寝る前おやつの時間になると、再び虎徹さんが姿を現しました。
虎徹さんと掃き出し窓の中間地点におやつを投げると、ゆっくり近づいてきました。
このままでは他の猫達も家出してしまう可能性があるので、他の猫達は2階の部屋に連れて行き、閉め切って虎徹さんの対応をする事にしました。
窓を大きく開けようとすると車の下に隠れてしまいます。
名前を呼ぶとニャーと返事しますが、怖がって出てきてくれません。
その後、少しずつ窓を開けながら虎徹さんと対峙しました。
一進一退を繰り返し、このままでは虎徹さんが家に入ってくれないのではと思い、一計を案じる事にしました。
虎徹さんは、じゃれタオルにマタタビの粉や液をスプレーをすると寄って来るので、ダメもとでやってみる事にしました。
先ず、じゃれタオルにマタタビの粉をふりかけると、虎徹さんが掃き出し窓のところまで寄ってきて、じゃれタオルに戯れ出しました。
窓を大きく開けて虎徹さんを捕まえようとしましたが、気付かれ怖がられてしまい車の下に逃げられました。
今度はじゃれタオルにマタタビをスプレーすると、虎徹さんが掃き出し窓のところまで寄ってきて、じゃれタオルに頭や体を擦りつけ戯れ出しました。
手を伸ばし虎徹さんの首根っこをガッチリ掴み、じゃれタオルで虎徹さんの顔を覆い隠しながら窓の外に出て、虎徹さんを抱き上げました。
そして、虎徹さんが正気に戻るよりも早く、家の中に抱き入れました。
突然、部屋に入れられた虎徹さんはビックリして窓の外へ出ようとしましたが、サッとガラス窓を閉め、虎徹さんを家に入れる事に成功しました。
抱き上げた虎徹さんの体は、10日間もお外にいたけど、痩せる事なくふっくらとしていましたが、少し汚れていました。
お外で怖い思いをしながらも、お家に帰って来てくれた虎徹さんには感謝しかありません…(* v v)
7月1日の雨の降る朝、家の裏の塀を飛び越えて、虎徹さんは庭から走り去ってしまいました。
慌てて、裏の通りに虎徹さんの姿を求めて探しに行きましたが、虎徹さんの姿は何処かに消えてしまいました。
以前、雷さんが1日経って帰ってきた経験から虎徹さんも帰って来るかも…。雨だから遠くに行ってないはず…と思い、1日待つ事にしました。
しかし、その日を最後に虎徹さんの姿も声も確認する事ができなくなりました。
さて、保護猫の情報は警察や保健所(動物愛護センター)等々に連絡が入る場合があるので、地区の交番と動物愛護センターに連絡しました。
それから、管轄の警察署に遺失物届を出しました。
さて、殆ど外に出た事がない飼い猫の場合、勢いで脱走してしまっても動けず、近所でジッとしている事が多いそうです。
そこで、逃げた場所から半径50~60m範囲を徹底的に探す事にしました。
ただ、元野良猫だった場合は、元々住んでいた場所に戻っているかも知れないそうです。
その事を踏まえ、野良時代の虎徹さんを見掛けた場所やご近所を捜索しました。
先ず、猫の隠れやすい場所の自動車の下、物置の下、室外機の裏、塀と塀との隙間や物置と塀の間をチェックしながら歩きました。
また、塀や屋根、木の上に登って降りられなくなっている場合もあるので、上の方も注意すべきなんですが、虎徹さんは体重があるので上方向よりも、主に下方向を探しました。
そして、ご近所の方や犬の散歩中やウォーキング中の方に声を掛けました。
それから、近所の野良猫を見かけた時に「体の大きな黒猫の虎徹さんを見かけたら家に帰って来るように言って下さい」と声を掛けました。
あと、ちょっとご迷惑かも知れませんが、猫が隠れてそうな場所で、虎徹さんの名前を呼びました。
連日夏日が続き、昼間は気温が上昇しているので、猫が活発に活動時間である日没直後の薄暮の時間帯に虎徹さんの捜索をする事にしました。
毎日毎日ご近所を歩き探しましたが見つからず、距離を伸ばして歩いても姿も声も確認する事ができない日が続きました。
お外に出したドライフードも手つかずの日が続きました。
フッと、暗い考えが頭を過ぎります。
もしかしたら事故に遭ったのではないか?
猫が家出した場合、最悪の事も想定して清掃センターなどに電話するのですが、できないままでした。
藁にも縋る思いで、行方不明になった猫や犬などのペットが返ってくるおまじないの和歌も書きました。
百人一首の第十六番 中納言行平
「立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む」
今、別れて因幡国に行ってしまっても、稲葉山の峰に生える松のように、あなたが「待つ」というのを聞いたならば、直ぐに帰ってこよう。
さて、8日目の朝起きると、お外に出したドライフードが食べられていました。
一緒に出した鶏肉のジャーキーは手つかずのままで、食べ方が虎徹さんの食べ方でした。
この日の夜遅く、お外に出していたフードを覗く影と去って行く後ろ足を目にしましたが、虎徹さんかどうかは不明でした。
9日目の朝起きると、前の日の夜に出したフードは手つかずのままでした。
普段使っているトイレの猫砂を家の周囲に撒いておくとよいと聞いたので、家の周囲と庭に撒きました。
10日目の朝起きると、お外に出したフードが食べられ、一緒に出した鶏肉のジャーキーは手つかずのままで、直ぐ傍に虎徹さんの髭が落ちていました。
虎徹さんの髭は特徴があるので落ちていると分かるのです。
拾った虎徹さんの髭は、おまじないを書いた和歌の紙の下に置きました。
その日の夕方、猫達の鶏スープを作ろうと台所に立つと、ニャーと虎徹さんの声が聞こえました。
虎徹さんの名前を呼ぶと、ニャーと返事が返ってきます。
どうやら、塀の向こうの裏のお宅の方から声が聞こえてきます。
網戸をガラっと開けると逃げていく虎徹さんの後ろ姿を見る事ができました。
急いで、裏のお宅に向かいましたが、虎徹さんの姿を見つける事はできませんでした。
それでも、今まで声も姿も確認する事ができなかった虎徹さんを目にし、耳にし、安堵の気持ちが溢れました。
その夜、私がお風呂に入っている時に、虎徹さんがフードを食べに来ました。
家人が頑張って対応してくれたのですが、既の所で虎徹さんは逃げてしまいました。
その後、猫達に寝る前おやつの時間になると、再び虎徹さんが姿を現しました。
虎徹さんと掃き出し窓の中間地点におやつを投げると、ゆっくり近づいてきました。
このままでは他の猫達も家出してしまう可能性があるので、他の猫達は2階の部屋に連れて行き、閉め切って虎徹さんの対応をする事にしました。
窓を大きく開けようとすると車の下に隠れてしまいます。
名前を呼ぶとニャーと返事しますが、怖がって出てきてくれません。
その後、少しずつ窓を開けながら虎徹さんと対峙しました。
一進一退を繰り返し、このままでは虎徹さんが家に入ってくれないのではと思い、一計を案じる事にしました。
虎徹さんは、じゃれタオルにマタタビの粉や液をスプレーをすると寄って来るので、ダメもとでやってみる事にしました。
先ず、じゃれタオルにマタタビの粉をふりかけると、虎徹さんが掃き出し窓のところまで寄ってきて、じゃれタオルに戯れ出しました。
窓を大きく開けて虎徹さんを捕まえようとしましたが、気付かれ怖がられてしまい車の下に逃げられました。
今度はじゃれタオルにマタタビをスプレーすると、虎徹さんが掃き出し窓のところまで寄ってきて、じゃれタオルに頭や体を擦りつけ戯れ出しました。
手を伸ばし虎徹さんの首根っこをガッチリ掴み、じゃれタオルで虎徹さんの顔を覆い隠しながら窓の外に出て、虎徹さんを抱き上げました。
そして、虎徹さんが正気に戻るよりも早く、家の中に抱き入れました。
突然、部屋に入れられた虎徹さんはビックリして窓の外へ出ようとしましたが、サッとガラス窓を閉め、虎徹さんを家に入れる事に成功しました。
抱き上げた虎徹さんの体は、10日間もお外にいたけど、痩せる事なくふっくらとしていましたが、少し汚れていました。
お外で怖い思いをしながらも、お家に帰って来てくれた虎徹さんには感謝しかありません…(* v v)
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